世界史

お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる

著者:大村大次郎 なかなか面白かった。 しかし、いろんな国にわたって解説をしているため、あまり突っ込んだ話にはなっていないのが残念だった。 この中では、ドイツ・日本について書かれた部分が見慣れないもので、非常に良かった。 他は普段私が読んで...
経済学・経済事情

増補版 なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか? 日本人が知らない本当の世界経済の授業

著者:松村嘉浩 再び面白かった。 ※前作はこちら。 『なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか? 数千年に一度の経済と歴史の話』 しかし、長すぎて、話があちこちに行って、わかりづらくなった。 そんな私のために、あとがきで要約がしてあっ...
日本史

龍馬の家計簿 ーー元国税調査官が龍馬の金銭資料を徹底監査ーー

著者:大村大次郎 坂本龍馬を、財政面から調査した本。 画期的と言ってもいいだろう。 この本を出せるのなら、もっと詳しいものが読んでみたいと思った。 しかし、ネタ的にこの程度しか上がらなかったという場合もありうる。 いずれにせよ、この本は龍馬...
税金

なぜトヨタは税金を払っていなかったのか?

著者:大村大次郎 「給料が減れば、財布のひもも固くなる。 となれば、給料の減少以上に消費が減ることになる。 消費が減れば、モノが売れなくなり、モノは安くなる。 それが続けばデフレになる。 バカでもわかる図式である。」 トヨタの経営によって、...
法律

マンガでまる分かり! 申請するだけでもらえるお金

著者:井戸美枝 佐々木昭后 今まで読んだことがないが、こういったマンガの中では面白いものだと思う。 細かい数字や法律的なことも書いてあるし、そういうのを無視してても、役所に行けば、どうにかなりそう。 何といっても、マンガとして、最低限の面白...
株式投資・投資信託

現代の錬金術師シリーズ110 私はこうして投資を学んだ【改訂版】

著者:増田丞美 オプションが学びたくて、増田丞美の本。 その中で、「投資を学んだ」というタイトルにひかれて、この本を選んだわけだ。 しかし、とんでもなく違う本だった。 さらに、増田氏はオプションばかりではなく、株式はもちろんのこと、LEAP...
一般・投資読み物

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

著者:ロバート・キヨサキ 以前、改訂前版を読んだ時よりも、ずっと本格的な感じがした。 以前病気だったこともあるが、その後、ロバート・キヨサキの本を読み漁ったこともあり、1つ1つの内容を深く読めることがあるのだろう。 逆に言えば、この「金持ち...
一般・投資読み物

最新コモディティの基本と仕組みがよ~くわかる本

著者:村井美恵 井上祐介 安部直樹 どうもおかしいな、先物の話にならないな、と思っていたら、私の間違いでした。 109ページに「秀和システム『商品先物の基本とカラクリがよ~くわかる本」からの図版が引用されていた。 どうりで、商品の一般論が多...
法律

税金を払わない奴ら

著者:大村大次郎 病気で2日ほど読めなかった。 筆者の大きな怒りの気持ちが読める一冊だった。 特に、政治家、官吏、大企業、教育現場への怒りがすごい。 元々あるいは何らかのきっかけで払わなくなったものと、今もどんどん払わないように改悪を続けて...
証券・金融市場

商品取引入門

著者:日本経済新聞社 疲れていたので、軽いものを読みたいと思っていたところ、軽いものでよかった。 実際には2005年刊行のため、かなり古いのだが、前半は実際の取引の流れなどがわかり、よかった。 後半は、今後の予想なども含め古いのだが、当時の...