著者:杉山智一
非常に有名な方が著者だった。
しかし、まだ著者を有名にした本を読んではいないのだが。
プライベートバンカーということで、お客は大金持ちが多く、本書の内容も大金持ち向けが多い。
しかし、69ページの「私は本書を通じて、これまでは富裕層のみが知り、恩恵を受けていたスキームやソリューションの数々について、日本に住む富裕層ではない多くの人たちにも知ってもらいたいと考えている。」という言葉通り、171ページから182ページにかけて、「非富裕層が行うべき運用法」が掲載されている。
それはびっくりするような手法ではなかったのだが、その人なりに積み上げていけば、最終的に富裕層の仲間入りができそうな内容であった。
それもこれも、それまで富裕層がどのようにして資産運用してきたかを丹念に説明してきたからこそ、理解できる内容だった。
素晴らしいな、と思った。
時間があれば読む。時間がなければ読まなくてもいい。
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