著者:ジャック・D・シュワッガー
いろいろな人たちのインタビュー。
特に最初の方は、いつも言っていることと同じだった。
最後、心理学者のインタビューをメモ。
いい本だと思う。
読んだのは、パンローリングのではなく、日経のものだった。
2018年06月14日、再読。
最初、この本を読んだのは、2013/12/27。
手術をして、2.5か月ばかりたったころだ。
無論、その時の脳の状態がよくなかったせいもあるが、何といっても、それまでに得た知識自体が貧弱だったというのもある。
特に、それまでに株式しかトレードしたことがなかった。
第1章は、「先物と通貨」という、当時はまだやっていなかったものだ。
ブルース・コフナーの金利先物での異なる限月間のスプレッド取引。
これは当時は意味がわからなかったはず。
それが今ではわかる。
「ファンドのある程度の部分はコールで運用している」という部分もわかるが、これはまだ実感がない。
とにかく、第1章の内容が大分わかったことに驚いた。
続きはまた今度読もう。
第2章の「株式トレーダー」からだ。
2018年07月04日、再読。
第2章「株式トレーダー」から最後まで読んだ。
当初読んでいたよりも、株式投資への興味が薄くなっていることがわかる。
これは、銘柄探しをするのが、今となっては脳力的に困難を伴うからだと思う。
この点、ウイリアム・オニールのCANSLIMというのを見てみたい気がする。
トム・ボールドウィンの損切り方法には、興味がある。
「損が出ているトレードでも慌てて手じまわずに、タイミングを待て」
「損切りするのに最悪のタイミングは、価格が自分のポジションと反対方向に激しく動いている時だ」
「しばらくの間苦痛に耐えさえすれば、もっと手じまいに適した状況を見つけられるかもしれない」。
もう一つ、「金銭的な観点でトレードするな」ということ。
「ほとんどのトレーダーは利益や損失を金銭と関連づけて考えがちである。
その結果トレードの意思決定が気分に左右されやすくなる。」
トニー・サリバのところは、全部わかるようになりたい。
オプション・トレードが書かれていて、内容自体はわかるが、実際にどうやるのかがわからない。
「補遺二」とともに、しっかり把握できるように頑張ろう。
読んだ方がいい。