著者:矢口新
しっかりした内容と、丁寧語で綴られる文章は好感が持てた。
しかし、恥ずかしがり屋なのか、著者の顔写真はサングラスをかけていた。
全体としては、私のような一般投資家が読むよりも、証券会社にいるような人たちが読んだ方がいいのだと思う。
何か所かあるが、1つ非常によかったところをあげる。
「相場の基本は順張りなのですが、投資の基本は何だったでしょうか。
そうです、割安を買い、割高を売る。
つまり、売られたところを買い、買われたところを売ることです。
上げ下げを問わずトレンドの終わりは、もう買えないところまで買う、もう売れないところまで売るものなのです。
相場はそこで反転します。」
時間があれば読む。時間がなければ読まなくてもいい。