著者:大村大次郎
病気で2日ほど読めなかった。
筆者の大きな怒りの気持ちが読める一冊だった。
特に、政治家、官吏、大企業、教育現場への怒りがすごい。
元々あるいは何らかのきっかけで払わなくなったものと、今もどんどん払わないように改悪を続けているものがあり、当然今も続けているものへの怒りがすごい。
心に残ったのは、アメリカの金持ちは税金を払う、ということだった。
その点、貧乏人は払わなくてもいい。
そういう仕組みが気持ちがしっかりとある、ということがよくわかった。
まあ、日本の場合、社会保障がしっかりしているので(これも、税金をしっかりとるべきところから取れば、すぐに復活するらしい)、その点を評価したいのだが。
ちなみに、投資事業有限責任組合法の改正により、投資組合は上場企業にも投資できるようになったとのこと。
時間があれば読む。時間がなければ読まなくてもいい。