著者:松田哲
2008年初頭に出版ということで、その後の診断なるものもなされていたが、3分の1ほど検証してみたが、数か月先レベルだと全部当たっていた。
それ以降も、時期が若干ずれたりはあるが、ほとんどが当たっていた。
すごい!
チャートが当たりやすい、というFXの特性を、著者自らがきっちり証明したと言える。
私自身、こんなに長期スパンで取引することはないと思いつつ、いろいろと出てくる要点をメモってしまった。
冒頭掲載の小説も、今では半分以上が昔の話として片付けられてしまうかもしれないが、それでも、年金運用者など、機関投資家がどういった運用をするのか、その一面が見られてよかったと思う。
非常に遅れて読んだ本であったが、とても興味深い本であった。
時間があれば読む。時間がなければ読まなくてもいい。