著者:スティーヴン・プレスフィールド
マインドセットシリーズとして買ったものの、全然違う本だった。
一般人が読んでもよいと思うが、この本は文筆、音楽、絵画など、「プロ」の芸術家向けに書かれた本だ。
アマチュア向けではない。
やりたくない、手につかない、しょうがない、といった何かをやらずに済ませてしまう「レジスタンス」。
その本質を知り、対策を立てる。
つまり、マインドセットの話ではない。
しかし、私も小説を書きたいと思っていたのを思い出し、執筆の準備に取り掛かった。
なぜ、準備なのかというと、脳力的に(たぶんまだ)書けないからだ。
それでも、準備はずいぶん進んだ。
この本を読むべきかどうかは、「訳者あとがき」を先に読むのがいいと思う。
私は後から読んで、「なるほど、そういうことだったのか」と後でわかった。
何が分かったのかというと、レジスタンスについて、しつこいくらいに述べて述べて述べまくっていたからだ。
それがなぜなのかわからず、したがって、第2部まで、読むのがつらかった。
読まない方がいい(気がする)。