著者:吉本佳生
これが読みたくて仕方なかった本。
実際読んだ感想は、ややよい、という感じ。
今までオプションについての本を多く読んでいるが、その中でもわかりやすい方だと思う。
資産運用を3つの戦略、正統派(ファンダメンタルズ)、実戦派(テクニカル)、策略派(金融工学)に分ける。
この金融工学が2つに分かれ、1つはポートフォリオ理論、もう1つはデリバティブ(金融派生商品=先物、オプション、スワップなど)。
これらを順序良く説明していく。
オプションの説明はもちろんだが、先物、スワップについての説明もわかりやすかった。
しかし、理論的なことをわかりやすく教える、という感じで、実践的なところには至らなかった。
時間があれば読む。時間がなければ読まなくてもいい。